エルメスの最高峰「ヒマラヤバーキン」その魅力と希少性は?

エルメスの最高峰「ヒマラヤバーキン」その魅力と希少性は?

誰もが憧れるフランスの老舗ラグジュアリーブランド、エルメス。その中でも最高傑作と謳われるのが、「ヒマラヤバーキン」です。今回は、この幻のバッグの魅力と、入手困難な理由について、最新の情報を交えて詳しく解説します。

なぜクロコダイルレザーは高価なのか?

クロコダイルレザー製品が高価な理由は、その希少性にあります。ワシントン条約で保護されている野生のクロコダイルは、製品化できる数が限られています。養殖も、限られた環境でしか行えず、莫大な費用がかかります。

エルメスでは、厳選された素材の中でも、ほんの僅かな上質な部分だけを使用。さらに、クロコダイルレザーを扱える職人も限られているため、製品の希少価値はさらに高まります。

クロコダイルレザーの魅力と特徴

クロコダイルレザーの経年変化の画像

クロコダイルレザーは、牛革よりも軽く、型崩れしにくいという特徴があります。エルメスでは、「リセ仕上げ」と「マット仕上げ」の2種類のフィニッシングを施しており、どちらも使い込むほどに風合いが変化し、長く愛用できます。

ただし、水分には弱いため、雨に濡れた場合はすぐに拭き取り、直射日光や蛍光灯を避けて保管することが大切です。

エルメスのクロコダイルレザーの種類

エルメスでは、「アリゲーター」、「ポロサス」、「ニロティカス」の3種類のクロコダイルレザーを扱っています。

  • アリゲーター: 流通量が多く、比較的安価で入手しやすい。
  • ポロサス: クロコダイルレザーの中でも最高級とされ、美しい斑模様が特徴。
  • ニロティカス: ポロサスよりも安価だが、染色していない「ヒマラヤ」は別格。

幻のヒマラヤバーキンとは?

「ヒマラヤバーキン」は、ニロティカスマットの中でもさらに厳選された素材を使用し、染色を施さずに仕上げたバッグです。その美しい白と褐色のグラデーションは、ヒマラヤ山脈の雪景色を彷彿とさせます。

ヒマラヤバーキンの魅力

  • 美しいカラーリング: 自然の風合いを活かした、白と褐色の美しいグラデーション。
  • 個体差: 同じ模様が存在しない、唯一無二の存在。
  • ステータス: 希少性が高く、持つ人に最上級のステータスを与える。

なぜヒマラヤバーキンは入手困難なのか?

エルメス直営店の画像
出典:bag-h.com

「ヒマラヤバーキン」は、厳しい基準で選定されたニロティカスマットを使用し、限られた職人によって製作されるため、生産数が非常に少ないです。そのため、世界中のVIPが待ち望んでも入手困難な状況が続いています。

ヒマラヤバーキンの価格

ヒマラヤバーキンの国内定価は、800万円から900万円とされていますが、一般客が直営店で購入できる可能性はほぼありません。中古市場では、1500万円から2000万円という高額で取引されています。

2017年には、ダイヤモンドが散りばめられた「ヒマラヤバーキン」が、オークションで4200万円という史上最高額で落札されました。

まとめ

最高級の素材と職人技によって生み出される「ヒマラヤバーキン」は、まさに幻のバッグと言えるでしょう。その希少性と美しさは、多くの女性を魅了し続けています。

もし、あなたが「ヒマラヤバーキン」に出会う機会があれば、それはまさに千載一遇のチャンスです。

ぜひ、その魅力を間近で感じてみてください。

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